neutral 水田典寿さんが海で拾ってきたボールを、真鍮と木でつくった台座に設置することでつくられた惑星儀です。
自然と時間によってつくられた表情は複雑であり、人の意図を外れたところに魅力を感じます。
また、水田さんにより外連味の無いデザインでつくられた台座はそこに惑星が納まるのを待っていたかのようです。
購入したい旨をお伝えさせていただいたとき、「じつはボールが割れてしまい、お売りすることができないのです。」と連絡をいただきました。
「割れた状態でもそれが美しいならぜひお譲りいただけないでしょうか。」と無理を承知でお伝えしたところ、修復をしてお譲りいただきました。
曲線状に入ったラインがその修復の跡。
とても美しく修復をしていただいて嬉しく思っています。
大切にします。
上から見たとき、惑星と台座が重なるのが日食のようです。